・アニメや漫画をよく読む人にとっては詰まらないかも
知り合いのフィリピン人に勧められて読みました。他の方が既に述べられた通り、話自体はシンプルで面白みはありません。
ではそのフィリピン人の知り合いにとって何が面白かったのかと考えてみたのですが、彼もやはりこの話のポイントであるpersonal legendに関連する事柄に共感できたのだと思います。クリントン大統領やその他セレブをはじめ多くの人(特に日本人以外)が絶賛していますが、彼らも同様に上記の点に共感できたのでしょう。
私にとっては、この話が主張するメッセージはすごく当たり前すぎて何の感慨もありませんでした。日頃ストーリー性の高いアニメや漫画、ライトノベル、ゲームに慣れ親しんでいるような人にとってはかなり刺激の低い、物足りない作品だと思います。ページ数はそれほどでもないのに寝落ちした回数が多すぎて読み終わるまで何ヶ月もかかりました。最後は一念発起して喫茶店でラスト数十ページを読破しました。それでも何回か寝落ちしましたが^^;
皆さんも友人に「これ面白いから」と何かを勧められたときは、一体何が面白いのかをしっかり見極めてから実際に手に取るようにしましょう。友人だからやむなしの時は覚悟しましょう。
・良書
見事な御伽噺でした。
作品の中にも出てきたように、もうひとつの千夜一夜物語のようでした。
この本の面白みは展開を読むことではなくて、文章そのものを読むことにあるのでしょう。
ポルトガル語の原著ではどのように書かれているのか、読めないのでわかりませんが、少なくとも英語は単純なのにもかかわらず美しかったです。
メッセージも明快、ストーリーもいろいろな出来事や登場人物に満ちています。
大変面白かったです。
星5つでないのは、ストーリーのクライマックスの部分が好みではないためです(すばらしいとは思います)。
さらに理由を挙げるとすれば、ポルトガル語の小説を英語を母語としない私たちが英語で読むことに違和感を感じるからです。
日本語訳は未見ですので、日本語訳との比較後には評価も変わるのかもしれません。
以上、小説そのものとしては間違いなくお薦めです。
・自分の力と運命と
海外研修中に読んだので、よりいっそう共感できました。
自分の進む道は、自分の力で切り開く。
同時に、その道は運命に導かれている。
生きていくって、そういうものだなあ、と思いました。
なんでこんな目に会うんだろう、
どれだけ頑張らないとならないんだろう、
その先に、何があるのだろう、、、
主人公の不安や絶望が手に取るように伝わります。
最後にすがすがしさと、新しい希望を感じられました。
短いけれども、豊かな話です。
・Full of hope and encouragement
What a timely novel! It reminds me of recent Obama's historic victory in the American presidential election. This story is about adventure of a Spaniard shepherd who sailed to Morocco and then tried to cross the Sahara desert for finding out the real treasure possibly buried near the Pyramids in Egypt. It tells that his or her life's greatest goal - that is the treasure to the author's metaphor - should never been given up to the finish line whatever difficulties - or desert - lie ahead. You will see that hope is everywhere in the story and be made to feel to try to do something challenging. It's full of constructive expressions exampled by "All the universe conspires to help to achieve your dreams" that really inspired me. Your mind is sure to be going to be positive while you are turning pages.
・夢は必ず叶うのか
スペインのアンアルシア地方に暮らす羊飼いの少年のSantiagoが、夢で見た宝をみつけるために故郷を離れてエジプトのピラミッドに旅をする物語だ。
ただし、本書のテーマは宝を見つけること自体ではなく、その過程にある。旅の途中でであった年老いた王様は少年に対して「人が何かを真剣に求めれば、宇宙全体がその人が目的を達成する手助けをしてくれる」というアドバイスを与える。
少年は旅の途中で有り金をすべて盗まれるなどの苦難に晒されて何度か宝探しを諦めそうになるが、王様のアドバイスに従い、自分の心の奥底にある本当の気持ちと対話して旅を続ける。
本書は前途のある青少年向けだと思うが、人生が半ば固まった中年の大人が読んでも楽しめる。いくら願ってもすべての夢が叶うことはありえないが、人生幾つになろうと漫然と現状に甘んじる生活をおくるのか、それとも常に自分の可能性にチャレンジするのか選択することはできると思うからだ。