Amazonカスタマーのレビュー
・イエスは神の子か人間か
ラストがちょっと肩透かしというか、期待したようなどんでん返しもないが
感動出来てよかった。
読んでいる最中に思ったし、解説でも似たようなことが書いてあったが、
私みたいな信者ではないがキリスト教の知識はそこそこある、というポジションの人が
一番この小説を楽しく読めるのではないかと思う。
そして聖杯伝説を信じる者にとって、『ここ』が新たな巡礼の聖なる地になるのではないだろうか。
本当かどうかは兎も角として私は行って見たいし、行ったらきっと脆いて祈ると思う。
私が聖書に抱いている播りの部分が、後から作られたもので
本当の『キリスト教』がこんな感じなら、私は純粋に洗礼を受けてもいいと思った。
人として偉い人で、頑張って、そして最愛の妻と娘を残して死んでいった人
ならば、父の子で処女から生まれた人
よりも親しみがわくし、信じるというか、素直に称えられるなと私は思うのだ。
・お勧めできない一冊
この人が犯人だったのか・・・。意外でした。また、ヒロインの過去にこんな事実があったとは・・・。ただ、ダヴィンチ・コードっていったい何だったのか?って思っちゃいました。キリストに妻がいて子供がいたっていう仮説は面白いなぁと思ったが、どこまで歴史的に正しいのか疑問です。
・さて、やっと最後。
ダ・ヴィンチ・コードよりもはるか昔に書かれた本を知っていますか?
「ダ・ヴィンチ・レガシー」です。
よく研究されよく練られたダ・ヴィンチ・コードより面白い。
映画や本をあまりしらない人は、ダ・ヴィンチ・コードより劣ると言う。
読んでみられてから判断してください。
・あいかわらずうまい!
上中下巻、おもしろくて一気に読みました。
下巻もスピーディーに展開します。
最後の礼拝堂での謎のあたりは、謎の大きさの割には、
謎を解いた後主人公たちが淡々としている気がします。
ことの重大さぐあいが、あれ?こんなもの?と思ってしまいました。
最後のオチはうまいなぁと感心しました。
・扱い方がうまいと思いました。
何か新しいことを教えてもらえるのかと思って読んだのですが、そう言う意味ではちょっとがっかりでした。荒俣さんだって書いてたし。テンプル騎士団のことは解って書いていたのかなあ。でも、料理の仕方が抜群にうまいと思いました。黒幕やヒロインの秘密は、直ぐにバレるように書いてありましたけど、キモは聖盃の位置ですよね。ちゃんと読んでいれば解るように書いてあったのに、考えずに答えを読んで失敗でした。もっと楽しめたのに。これ実は推理小説として楽しめるんですよね。でも、それはさておき、危機また危機の展開をしっかり楽しめました。マイケルクライトンもそうだけど、使い古されたテーマを、もっとおもしろく書けるって、それはそれですごいと思いました。