・甘ったるくて胸焼けしました
読んでて何だかいわれのないダメージを受けた。勝ち組カップルのいちゃいちゃが延々と続いて読むのが苦痛でした。読み手を選ぶ小説です。イツキの全ての場面での完璧さに男として劣等感に苛まれました。イツキがいなくなった後の、主人公さやかの未練たらたらの1年も「いい加減にしろよ、鬱陶しい」と感じました。恋愛小説は初めて読みましたが、初めて小説読むのに挫折しそうになりました。小説に出てくる草花の写真が付いているのは良かったし、雑草の知識が増えて興味も喚起させてくれた点に星をつけました。これからの季節には読むのに実用的だと思います。
・私には分かりません。
他の方々の評価が高い事に驚きです。
私にはこの作品の良さが分かりません。
少なくても『恋愛小説』としての良さが分かりません。
いくらイケメンとはいえ、見ず知らずの男を拾って一緒に住むというのが分からない。
いや、それはもしかしてあり得るかもしれないが
男と女が一緒に住んでて3カ月も何もないというのも分からない、
と言うかあり得ない。
いくらフィクションと言え、この設定はないんでないの?
どうせあり得ないなら、あり得ない話として、
そのままいけばいいのに、いきなり告白した後は
所有印がど〜のとか、そういうシーンはいらんわ、と思いました。
そして一年全く会わないのに2人とも心変わりもせずハッピーエンドと、
またまた非現実的なラスト。
登場人物の2人にも全く共感も親しみも感じませんでした。
この小説を読んで、『ハナミズキ』がどんな植物か知ったので、
その分星ひとつ付けましたが、
植物を覚えたいのならホントの植物図鑑を買うなり借りるなりした方がいいです。
・恋愛と美味しそうな料理
恋愛小説なのですが、それ以上に、この人の料理の描写はとっても好きです。見ていると「これ、食べたい」と思ってしまいます。
※面白い工夫としては、植物の写真が名前とともに載っているので、本編の中の植物のイメージができて、より作品を楽しめます。
こういう工夫は是非積極手にやってもらいたいです。
・ベッタベタの恋愛小説
う〜ん、じつにあざとい。
さやかは、会社では失敗が多いドジ娘だけど社内の優秀な男前に惚れられるようなタイプ。
イツキは、イケメンで思慮深くってガツガツしてなくて草食系で、植物の知識は豊富でそれを決してひけらかさずさやかのハートをいつの間にかつかんでしまって、それから急に肉食系になるようなタイプ。家柄もよく学歴もあって、その気になれば高収入の超勝ち組になる男。
両方とも、少女マンガに出てくる登場人物そのもの。突然の出会いと突然の別れなんか、もう漫画そのもの。ありえないぐらいものすごいタイミングで発生する。
いいぞ、もっとやれ。
別れのシーンはジンと来たぞ、おい。体中の水が涙になって出るような気持ちはずいぶん昔に感じたきりだぞ。どうしてくれる。
・女性の夢
バリバリ仕事を頑張り一人暮らしをしている女性が、得体のしれない、けど素敵で、絶対自分に手を出してこない男性を拾って、同居生活をする。
使い古された設定の恋愛小説のはずなのに、でも面白い。
ある程度年齢がいった独身女性なら、こういう都合がいい男性を拾いたいと思ったことがある人も多いのではないかと思う。
それに独自に野草食いというテーストを入れて、飽きさせないところは見事だなと思った。
あと、この作品のおかげで、ちょっと野草に興味が出ました。