Amazonカスタマーのレビュー
・そこそこ楽しめる
こういう本は好き。「危ない」の意味は、「アブナイ」と言う意味で、「危険」の事ではないので、そちらは期待しない方が良い。作品としては、著者のバランス感覚が良いので、アブナイ人々を扱ってはいても、そこそこ全体的に楽しめる。しかし、著者の体験談を絡めた部分と、取材されている側の独白調の部分を比べると、前者の方がクオリティーが断然高い。新聞の拡張員とか、探偵に付き添った話などは臨場感があるが、単なるインタビューから起こしたものだと、少し文章が平べったい。この手の作品の中では、傑作だとは思わないが、暇な時の気軽な読書としては十分に楽しめる。
・たまに、むしょうに読みたくなるシリーズ
ネットが普及した当初、少々アングラな香りのする体験談や怪しい
メルマガなんかを集めては保存して(結局読み返さないんだけど)
もう宝島のムック本とかはいらないと思ったりしたこともあったが、
たまにこういう本がむしょうに読みたくなる。
で、読んでみるとやはり面白い。
作者の目線や立ち位置に無意識に共感している自分に気付く。
そして、読者サービスということに対して誠実だと思う。
読んで損は無いですよ。
・世の中には変わった仕事があるんですね。
数多の出版本のはざ間をかいくぐり、世間のニッチなところを攻めたルポルタージュと実体験。
そのテーマがはっきりしていて、取り組み内容がオタッキーなだけにユニークに仕上がっています。
世間一般では知られていないお仕事といったところで、俗っぽい興味や好奇心を抱いてしまうことでしょう。
本書に登場してくる人物は、その職業に芯の強いこだわりを持っているところが伺えます。
ざっくばらんな感じで、ちょっとした暇つぶしに流しながら読むような本だと思います。
・他の仕事はしていません。プロの汁男優です。
万引きバスター、私立探偵、超能力開発セミナー。前半はテレビの特番でみかける内容。それなりには楽しめるが、たいしたことはない。『怪しいお仕事』の方が面白かったゾ、と考えながら読み始めた「第三章エロスのお仕事」。爆笑!!ダッチワイフ製造業者の職人魂、汁男優の屈折、これはたまらん。おもしろい!!やっぱり、こういう突撃レポートはエロ関係にトドメをさすのか…。
こういう突撃ものは、レポートする人のキャラクターを知っていると面白さが増す(逆の場合もある)のだが、顔を知っているだけでもかなり違う。そういう意味で、本書が著者の顔写真が載っている新潮社から発売されたのはポイントが高い。
どう見てもカタギには見えない著者(人は良さそうだが)の取材光景を頭に浮かべながら読むと、かなり楽しめる本である。
・怪しいけれど危なくない
いろいろな職業を体験するシリーズ。その職業については他の人が書いているので省略。前作の「怪しいお仕事」に比べると、危なくないと思った。ただそんな職業の人がいるのだと感じると同時に、まじめに取り組んでいるのだなという人もいた。
多くがインタビューや同行取材であるが、体当たりの面白さは新聞の拡張員のルポに尽きる。年齢的な限界もあって、体験ものは難しいのだろうけど、続けてほしいと思った。