・設定が良かった。
父親が4人いる、始まりはそんな感じ。
登場人物のキャラ設定も見事に面白く、全員好きだと言える。むしろあたしも父親が4人欲しくなった。頭がきれてるゆきおもまた良い。
ゆきおにしつこくまとわりつく女の子も最初は鬱陶しかったが後半になると愛おしく感じてくる。
ゆきおが色々な事件に巻き込まれていくんだけど、ありえないストーリー。シチュエーションに少し頭をひねらせた。
うまくくっつき合わせた感じがしたのと最後の終わり方が附におちない感じで終わりました。
けど内容自体はすごく良かったです。実質あたしも声に出して何度か笑ってしまいました。
伊坂ワールド素敵です。
・やっていることは「陽気なギャングが地球を回す」とほとんど同じな気がした
作者自身があとがきで書いているように、設定がとても独創的。
「母親と父親と俺の、六人暮らし」をしている少年由紀夫。父親がなぜか四人もいる。
この設定を生かした小気味良い会話は、とても楽しい。
でも、やっていることは「陽気なギャングが地球を回す」とほとんど同じな気がした。
トラブルに巻き込まれて、個性的なメンバーがそれを陽気に解決する。
軽快さを少し損なうほど伏線を積み上げている割には、あまり最後にガツンと来ない。
家族というテーマが見え隠れする割には、それをあまり活かしていない。
設定がせっかく魅力的なのに、なんだか無難に終わってしまった印象。
ハズレでもないが、アタリでもない。
面白いけれども、これだとちょっと物足りないかなー
・後半がオススメ。
最初は”父親が4人”という設定だけで驚いてしまって、
ストーリーを楽しむと言うところまではいかなかったです。
ほとんど会話だけで進むので、
全体像が見えないというか、主人公の主観だけの、
日記のようなイメージでした。
後半の事件とその解決方法は、伊坂作品らしく
それまでの伏線が効いていて、
思わず”上手くできてるな!”と感心してしまいました。
その点では、「ゴールデンスランバー」に近いところがあるかも知れません。
伊坂幸太郎らしい、疾走感あふれる作品と言えます。
分かりやすくて、読みやすい本です。
・初期作品のファンならテッパン
あとがきにもあるように、本著は伊坂幸太郎の
第一期の最後の作品ともよべる集大成的な作品である。
だから初期作品からのファンには絶対面白い。
軽妙な会話とユーモア、複線の見事な集約。
安心してのっていける楽しい数時間。
第二期以降のちょっと重いテーマも、
それはそれでいいのだが、こうした作品も、
たまには出してほしいものだ。
・ほっとする作品です
読んでいて肩の力が抜けていく、ほっとする作品です
そなんな事ありえへんやろ・・・って思うけど、でも、読んでいて楽しかった
最近すくなった仲のいい家族を見た感じかな
それぞれ、個性的で良い味を出している、おじんの存在感が笑えるね
たまには、こう言う力が抜けた作品を読むのも有りだと思いました。
でも、母親の存在が少ないのがちょっと気になるけど
男のおっさんの物語としては、笑える。