・Ain't No Magic!
僕は男にしては声が高い方だと言われたことはありますが、生まれつきのハイトーンボイスではありません。
平均よりも、ちょっと高いくらいだと思います。
田舎に住んでいるのでボイストレーニングを受けたことはありませんし、カラオケは専ら自己流です。
そのカラオケも(年に2〜3回行く程度)がむしゃらに声を張り上げて、5曲ぐらい歌うと喉がヒリヒリして声が嗄れてきます。
仲間内では多少受けますが、自分としてはちょっと納得いかない感じ。
あと、好きな歌手の歌を原曲のキーで歌えたら…という思いもありました。
そこで、半信半疑ではありましたが、ここの先輩達のレビューに背中を押され、本書を手に取ってみたのです。
まずは、テキストを読んでみました。90ページに満たないので、すぐ読めます。
発声の仕組みからエクササイズ、トレーニングへと移っていきますが、器官の図解や声帯の写真を見せられても「?」という感じでした。
次に付属のレッスンCDを聴いてみました。
ウォーミングアップからエクササイズ、トレーニングと進んでいきますが、特性が別れるところでは男女別で解説してくれます。
著者であるDAISAKU氏の柔らかな物腰の語り口とお手本として収録されているパフォーマンスには感銘を受けましたが、あまりピンとはきませんでした。
何より自分との実力差がありすぎて、これは無理かもと思ってしまったのです。
その時はそんな感じでお終いでしたが、外出のため運転していた車の中で今なら思いっきり声を出せると閃き、先程のレッスンCDの真似をしてみました。
内容はうろ覚えだったので、ニェイニェイエクササイズをやった後、イルカ声を出した形をキープしたまま少し喉を開き自分の声を乗せながら発声してみたのです。
その時が訪れました。
テキストに書いてあるとおり、下顎の意識が消え鼻腔を通った声がそのまま頭を突き抜けて天まで伸びていくような感覚。
生まれて始めて、ヘッドボイスが偶然発声できた瞬間でした。
その後、調子に乗って思いついた曲を歌ってみましたが、イメージの高さに声が届き、シャウトのかかりも以前より持続するようになりました。
久々に感動という感情を味わいましたが、何よりこの発声方法は気持ちいい。これに、尽きると思います。
今では、まず疑問に思った事をテキストで確認し、CDを聴いて真似をする作業を繰り返しています。
本書を読んでも、即座に歌が上手くなる訳ではありません。
あくまで、高い声を獲得するためのテキストです。
しかし、自分の音域の狭さを理由に好きな曲を諦めるのはつまらないし、勿体ないとも思うのです。
歌は好きだけど自分にはちょっと…と考えがちな方に、自分と同じような体験をして欲しいという意味を込めて、本書はオススメです。
・スゲェゞ(`')、
僕は裏声で紅を歌っていましたが、あまりにも声が細すぎたのでレビュー参考にこの本を購入しました。弓場さんのは難しいが、この著者のはイメージだけではなく鼻腔まで細かくて分かりやすいの一言。ミックスボイスのトレーニングを毎日やっていたら、大都会もいいかんじで歌えました。音を出すコツがとても親切(この本は全て親切ですが)。
気になったレビューがあったので補足します。
>結局喉声 ミックスボイスの項目をしっかり読まれたのでしょうか? 地声でテノールより上の音域を歌いたくても歌える方は殆どおりません。それこそ天性のものであり、裏声を地声に限りなく近く、マイク通りのよい声にしようというのがミックスボイスです。元々オペラでもその音域に特化した方を特訓してテノールとかバリトンに分けています。音域はせいぜいあって1オクターブです。
>練習する場所がないから意味ない
それはどの本も無理な問題です。河原とかではダメですか?
言いたい放題言いましたがレッスンが細かく別れているので、暇な時間でも少しずつできます。では。
・感動しました
普段から歌を学んでいて、こちらの本を買ってから1年ほど使い続けている者です. マライア・キャリーのホイッスルボイスに憧れたのと、今まで出したことのない音域をどうしても体感してみたくて、毎日毎日練習していました. つい2日ほど前にやっとホイッスルボイスが出るようになりました!! かねてからの願いだったので嬉しくて嬉しくて泣きそうになりました. まだ音程のコントロールはできませんが、歌の中で使えるようにより一層練習を重ねたいと思います. 他にもさまざまなボイトレ本を持っていますが こちらの本ほど丁寧に分かりやすく解説した本は少ないかと…. 特に『高い声』を出したい、『よく通る声』を出したいと思ってる方にはとてもオススメします.
・デモ声にエフェクトを掛けすぎてるかも・・
タイトルに書きましたが、お手本の声にエフェクトをかけ過ぎている印象を受けました。声質が重要な音源なので、出来れば何も加工しない声の方が良いですね。
また、この本で紹介されているヘッドボイスは裏声の響きを持ったヘッドボイスのみです。
地声っぽくかなりの高音まで出したい方(クリアなハイトーンでメタルなどを歌いたい方)は求めているものと少し違うかも知れないですが、ミックスボイスの分かりやすい出し方が出ているのでよほど高音まで歌いたい方以外は参考になると思います。
他の教則本でもあまり見ないホイッスルボイスに関する具体的な出し方が載っているのも○です。
・みんなどこで練習するのでしょう?
思っていたよりもいい加減ではない内容でしたが、明らかに期待以上、とも言えないものでもありました。ただ、まだ本文を読んで、CDを聞いただけ、という状態なので、ボーカルレッスン書としての善し悪しは言えません。っと言うか、たぶんずっと言えないでしょう。なぜなら、本書に従ってレッスンを実践しようとすれば、必定声を張り上げることになりますが、我が家には防音の部屋はありません。よって、私には実践する機会はおそらく巡ってこないでしょう。そのような意味に於いて、ボーカルレッスン書の類はすべて、住宅地に住んでいる者にとっては、役に立たないのではないでしょうか?