Amazonカスタマーのレビュー
・正直がっかり…
表紙のイラストの可愛さに思わずジャケ買いしてしまいましたが、読んでみて正直がっかりしました。
まず、収録されている話すべて内容がうすっぺらく、キャラクターもひとりよがりな子ばっかりだったように思います。
どのお話も、主人公がひとりで勝手に勘違いして、いじけてすれ違って、なんだかんだで誤解がとけてハッピーエンド…という流れです。しかも展開にひねりがなく、先が読めてしまう。
絵は好みなのですが、中身は本当にがっかりでした。
・総じてオススメの百合作品
百合姫でデビューし、百合作品のみを手がけている著者のコミックスで短編5本収録。
それぞれ、まったく違うシチュエーション、キャラでこれがデビュー後の初単行本かと思えるほ
どの出来映えで、今後がきわめて期待できる作家と言えよう。
もっとも、不満がないわけではない。
クライマックスに至るラストが唐突すぎるなど、練り込みの甘さが若干見受けられる。
ただし、それも初単行本と言うことを差し引いたとしても、十分読み応えのある短編集であろう。
キャラの絵柄や背景、車など一般的に下手(失礼)なマンガ家が多い中、しっかりと描かれて
おり、ストーリー、画力ともどもすばらしいの一言に尽きる。
百合好きとしては、読み応えのある百合作品を多々送り出してほしいと思うが、このまま百合
にのみとらわれず、羽ばたいてほしい作家と言えるだろう。
百合好きには100%オススメ、そうでなくともオススメできる作品として、若干の甘さを除い
ても十分欲し5つに該当する短編集であろう。
・百合姫S期待の星、登場!!!
百合姫Sからのデビュー作で、百合ファンの注目を一挙に集めた、倉田嘘先生待望の初単行本が登場です。
少女たちの淡い想いから、大人の女性同士の恋愛、果ては女性型アンドロイドとの交感まで、様々な女性たちによる、お互いを思いやる切なさや同性を好きになる苦しみ、そして、それらを乗り越えてゆく強さといった百合の醍醐味が、柔らかな線で描かれた人物、緻密な背景、練られた構図によってたっぷり綴られています。
百合が気になるという人には、百合の宝石箱のようなこの作品集をじっくりと楽しんでもらいたいですね。
・この先生の作品は本当に大プッシュです。
倉田嘘先生は百合姫で作家デビューしたいわゆる生粋の百合作家の先生です。そして何よりもこの作品を読んで衝撃を受けたのがストーリーやキャラクターの引き出しの多さです。カップリングも多様で少女、大人問わずにそのキャラクターの感情がテレビドラマの様に伝わってきます。ストーリーも繊細で様々な想いや葛藤がありながら結ばれる点もこの先生の作品の大きな魅力です。
続刊の単行本が楽しみです。
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