Amazonカスタマーのレビュー
・読むと料理よりもWEBサイトを作りたくなります。
「料理を楽しんでもらう」事のみにフォーカスした企業理念が分かりやすく、提供者の自己満足ではなく徹底的に使う人の目線に立ったサイト構築の理念は、WEBでサービスを行っている人は一度読んで見るといいと思います。後半ではタイアップ広告の事例が幾つか出てきますが、その中でもキリンビールとのタイアップは媒体、メーカー、小売店と数珠繋ぎ的にベネフィットが繋がるあたりが、テトリスの積み上がったブロックが一気に消えていくような感覚で、読んでいて爽快でした。
・簡単なようで難しいこと。読んで損はしない。
後半になるほど、あたかもスポーツ雑誌のインタビュー記事のように、カッコよく書かれる。
それには上場のタイミングで出版した本という事情があるらしく、少し気持ち悪さも感じるが、述べられていることには芯が通っている。
マーケティングリサーチを徹底するということ自体は、労力があれば可能なことだが、それを活かすために明確な意識を持って行動がされている。その最も重要とされていることが「ゴールを見る」ということ。
すべてのアプローチは「ゴール」に向かうロジックに基づいている。そのために、ユーザーの数が大きくなっても、いわゆる“面白いサイト”には当然用意されそうな機能でも、その「ゴール」にとって必要でないものは入れないという潔さ。それは決して簡単なことではない。
言わんとしていることはそれほど多くない。「ゴール」、「動線」、「説明不要」。どの成功例も、それらを意識してとにかくロジカルに、徹底的なリサーチをもとに実行されている。それらの大切にしていることは何度も繰り返されるので、ある程度斜め読みでもいいと思う。
また、広告戦略についても分かりやすい成功例が多くあるので、そちらに関心のある方にもおすすめ。
・何が顧客のためになるのか?
料理軸からブレない、美味しいと言って貰えるを満たす
サービスともいえる、料理レシピのサイトの話。
ユーザーに検索させ、情報を掲載させるサービスを
考えている人にとって大いに参考になる。
現状の「クックパッド」サイトが、カネに釣られて
美学が崩壊してきているが、そんな裏側も考慮しながら読み進めたい。
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クックパッドが力を入れている部分は、
コンテンツや宣伝を作る際に参考になる。
・検索キーワードを入力する時の
状況を仮定する
・広告の取り込み方が上手い
・徹底的にこだわったユーザビリティ(使い勝手)
・8〜13文字以内で伝える
サイト上に貼り付ける広告の是非、掲載形式、
クロスプロモーションの手法について、改めて考えさせられた。
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創業者で代表執行役の佐野陽光さんの言葉
「便利なものって、実は信じられるものとは違うんですよ。
便利になって今はなんでも手に入るけれど、
それがいったいなんなのか、
本当はどうやって作られているのか、
心の奥底では理解できていないんです。
本当に心から信じられているものって、
実はあまりないんじゃないかと。」
ユーザーがブラックボックスを消せるコトが、
本質を見抜いたサービス構築に繋がるのだろう。
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マネジメントや職場の環境、便利の危うさ、
会議のやり方や方向性、残業代の出し方まで、
様々な種類が役立ち嬉しい内容だ。
さらに、事務所移転後、
漠然と準備されていたい引っ越しパーティーに
佐野さんは疑問を感じ、社員に問うた・・・
「目的がないわけです。 危ないんですね。
ぼやぼやっとしていると、
すぐに手段と目的が入れ替わってしまう。」
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顧客1人1人を意識し、丁寧に信頼を積み上げる。
クックパッドのやり方は、溜まったデータベースを、
単なる数字の集合体ではなく、そこからユーザーの欲求を読み解く。
見栄えだけではなく、ユーザーにちゃんと振り向いて貰える広告作りを
どの方向でやっていけば消費者の役に立つのか、色々な思考が浮かぶ。
・上場前のタイミングだったのか。なるほど。
私はクックパッドというサイトのことをほとんど知らなかったし、私と同様の男は多いと思うので、そんな連中に驚きを与えるには充分なテーマ設定。目の付け所はうまいと思った。
しかしあまりにもクックパッドのことを褒めすぎるのがちょっと気持ち悪い。そのうえ、すごいすごいと言うわりには、どうすごいのか具体的な描写が少ない。経営陣のコメント部分がやたら多いのも特徴。もう少し、著者自身が独自に調べたことや意見も書かなければ、「宣伝本」と思われてもしかたない。
・Webプロデューサに読んでもらい本です
クックパッドとは料理のレシピをユーザが投稿し、
ユーザが閲覧するというきわめて説明のしやすいサイトであり、
それが世界最大のレシピサイトとなった課程が本書に記されている。
この本を一ヶ月くらい前に読んでおきながら、
このレビューを書いている今もまだアクセスしたことがないので
実際に記載内容が事実なのかどうかについては確認が必要である。
しかし、
クックパッドの創業者とクックパッドに参画していく人々のエピソード。
クックパッドのサービスや沿革、広告に対する考え、社長のこだわりなど
一貫した考えが説明されている。
ECサイトを成功させるには何が必要で何が不必要なのか。
同じものをつくることは簡単ではないが、
その一つの解がここにあるのではないでしょうか。
女性の視点を理解した上でWebサービスを提供するという
きわめて難しい状況での成功事例は、
タイトルから購入者のターゲットと一致しないでしょうが、
Webプロデューサ等に読んでもらいたい。