Amazonカスタマーのレビュー
・いまさら・・・
1stアルバムのリイシューだけどダウンワードスパイラルのデラックスエディションの様にレア音源やデモ音源が収録されているわけではないのでいまさらこれをだされても・・・
・普遍のPOPさ!
NINの89年の1st Album。
チャート初登場は全米チャート200位前後だったにも関わらず、じわじわと売上を伸ばし、
プラチナ・ディスク(100万枚)を獲得したらしいです。
初めて聴いた時、このアルバムを聴いて後のBROKENやThe Downward Spiral
を予想出来た人はあまりいなかったと思いました。
NINの作品に重厚な世界観の中にも何か親しみやすさがあるのは、
実は抜群にポップなメロディがあるからだと思うのですが、
それはこの頃から健在で、しかも比較的音が大人しいので、
余計にアルバム全体の印象が優しくなっていると思います。
しかし、EBMを基盤にしたリズムに、時折表れる若干不気味なシンセやノイズの使い方は
Skinny PuppyやMinistry、Front242からの影響が大きいと思います(デビュー・シングルである、
3.Down In ItはSkinny Puppyの名曲Dig Itを意識して作られたようです)
LIVEで映える曲が多いアルバムでもあって、1.Head Like A Holeや2.Terrible Lie、
7.SinなどはLive版And All That Could Have Beenではよりカッコ良くなってます。
7.SinはMinistryのAlさんがプロデュースした曲です。
何気にダブやエレクトロニクスの世界で有名なプロデューサーのAdrian Sherwoodも参加してます。
・NIN 記念すべきデビュー・アルバム!
あたしは『ダウンワード・スパイラル』からNINを聴き始めたのだけれども、とにかくあの世界にはどっぷりはまり、もっとNINの曲を聴きたいと徐々にさかのぼって聴いていった。当然トレント・レズナーの成熟を逆回しで体感することになったのだが、アグレッシブさはやはり『ダウン~』から遡るとおとなしくなっていく。しかしこの『プリティ・ヘイト・マシーン』はなんて丹念に作られているのだろう。それが最初に聴いた感想だ。だが、聴き込むうちにトレントの「衝動」というのがこのアルバムから既ににじみ出てきているのを感じた。文芸の世界で、「処女作にはその作家の全てがある」などと言われるが、同様に既にこのアルバムで、後のトレントの様々な萌芽が感じられる。NINをまだ聴いたことがない人は、まずこのアルバムから聴いてもらいたい。きっとトレント・レズナーという人が理解していけるとあたしは思う。
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