Amazonカスタマーのレビュー
・傑作と思います
なんで1件しかレヴューがないのか不思議なほど素晴らしく、広く聴かれるべき1枚だと思います。
アンネフランクの幻想に取り憑かれたジェフマンガムの紡ぎだす誠実すぎるメロディと歌唱、それと異国情緒たっぷりのフォーキーでサイケデリックな音世界にはどこか懐かしいけどニヒルなお伽話のような世界に連れて行かれます。
音楽ナード集団であるエレファント6の中でもポップオタク的な60年代サイケデリアを全面に押し出したThe Olivia Tremor ControlやThe Apples In Stereoの諸作に較べ、この作品は聴く人を選ばない絶対的な魅力のようなものさえ感じます。
フォーク、ノイズ、パンク、サイケ、ローファイ、…とロックの歴史を俯瞰するかのような様々な要素を完璧にブレンドした唯一無二の圧倒的な世界観も今作のそうした魅力の大きな一因だと思います。
なのでジャンルはバラバラですが、The Zombies, Meat Puppets, Sonic Youth, Arcade Fire, Ride, Elliott Smith などが好きな人は聴いて絶対損は無いと思います。
・アコギ風泣き系パワーポップ
エレファント6には詳しくない人間が聴いてみた感想は、美しいメロディーとそこはかとないメランコリアを併せ持つポップの王道という感じでした。
「ずいぶん過剰だなあ」という曲ばかりなのに鼻に付かなかったのは、表面的には聴きやすい音には一聴しただけでは解らないような工夫が~(私の中ではエレファント6といえばオブ・モントリオール)、と言いたいのですが自分にはよくわかりませんでした。そのお涙頂戴の過剰さゆえか6曲目あたりで泣きそうになりました。英詞の載ったブックレットが圧倒的に読みづらい(全詞を1ページに載せるな)ですが、それ以外はオススメ。
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