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書籍: 魔王 * * 魔王
実家に忘れてきました。何を?勇気を。
こんな、伊坂節から始まる未来の話。


ネット社会って無限の可能性を秘めている分、怖いなと。
まぁ、これはifの世界ですから実際どんな未来が待ってるかは分からないのだけれど。。。

いつもの伊坂さんの小説とは少し違うけど面白い!
ただ、魔王を読んでないと面白さは半減です。とうか今までの本を全て読んでいるといろいろ発見があります!
とりあえず。。。面白い!
四つの短編が収録されていますが「シェード」がオススメ!


光が存在しなければ、闇もまた存在しません。
闇から生まれる闇などないのです。すべての闇は光から生まれます。
挑むのです。挑み続けること。闇から光を守るには、それしかないのです。

行こうと思えば、本当に心から行こうと望めば、行けたはずだと。
誰のせいでも、何のせいでもなく、今の自分は自分が選び取った場所にいるのだと。


この二つの言葉が好きです。
始めの闇のやつは愛する人を守るときに。もう一つは自分自身のために。
光が強ければ強いほど、闇も深くなる。楽しいことがあるぶんだけ、辛い事もある。何かで読んだけど人生は誰にも平等らしい。お金や名声の違いはあれど、その人が感じる幸せはみな最後には同じ平等になるのだと。
また、二つ目の言葉にはハッとさせられます。よく人は後悔をする、あの時こうすれば今頃は~とか、本当はあんな風になりたかったとか。ただそれは全て自分の責任。今ある場所が自分が選んだ場所なのだから。。。いろいろ考えます。

本多さんの作品は「透明感」という言葉が似合う素敵な作品ばかりで本当にオススメ。
人生の終わりに、ひとは誰を思うのだろう。

この本は「死」とい重いテーマを題材にした本ではあるが、何かすがすがしさと言うか重さはあまりないように思えた。
人によって思うことは違い、自分だったら何を思うのだろうかとも考えた。

個人的には「FAIREFLY」が一番のオススメというか心に残る話でした。ラストが非常に切ない。。。
たとえ死んだとしても、誰かの心の中では生き続けたい。一年に一度でも良いから思い出して欲しい。
死んで「はい終わり」では寂しすぎるよね。。。
この本は読みやすいと思うので中高生にも読んでもらい「死」ということについて少しでも考えてみてもらえたら良いと思う。
でたらめでもいいから、自分の考えを信じて対決していけば、世界は変わる。

大きな洪水は止められなくても、でも、その中でも大事なことは忘れない。


感想として、群集心理って怖いなって思いました。けど日本人は群集心理?が他の国の人々に対して強いと思う。何か行動を起こそうとする時、他の人の顔色をうかがうとか。
この魔王に出てくる兄弟は一種の特殊な力を使ってそんな群集?に立ち向かっていく。

内容的には政治の話しや独裁者の話も出てくるが主題ではないので深くは考えないで読みました。
ただ、どんな人が本当に強い日と人なのかなって。。。

とりあえず、自分の思ったとおり考え通りに行動していきたいとは思います。他の人に流されない、強い意志を持って。
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