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veadar (男性)
本を読むのが大好きなので、そちらメインになりそうです。

本当に気に入ったものだけを買うので持ち物は少な目。
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ミステリの傾向として、だいたいページの半分くらい過ぎた所で人が死ぬ。

やっぱりそのほうがインパクトがあるし、飽きさせなく読者に読ませることができるから効果的な手段と言えるだろう。

でもこの作品は最後の方まで死なない。

読者としてはメインディッシュを取り上げられて、焦らされた形だけれど不思議と苛立ちは感じなかった。

それくらいそこに至るまでの過程が面白かった。

兎吊木垓輔、斜道卿壱郎、玖渚友、三人の天才の圧倒的な存在感に、振り回されながらもそれが心地いい。
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とってもライトノベルっぽい。

ヒトクイ、殺戮の単語が入っている通り人がたくさん死ぬ。

僕はまだ全シリーズを読んでないし順番がばらばらに読んでいるからよく分からないが、玖渚といーちゃんの力関係が逆転している感じがした。

これまで玖渚のほうが依存している印象だったのに、玖渚にどっぷり傾いていく。

これから二人の関係がどうなるかとても興味深い。
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やってることは実験的でおもしろい。

でもキャラ萌え小説の傾向が強くて、万人にはお勧めできないかも知れない。

森博嗣や京極夏彦もキャラ萌え作家だけれど、圧倒的なまでのストーリと醸し出す雰囲気が抜群にいい。

僕の中で西尾維新も彼らと肩を並べられるくらい好き作家なだけに、もっとトリックに力を注いで欲しいと思った。
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病院坂黒猫のいとこである迷路がでてくる作品。

饒舌な黒猫と違い、表情が饒舌で一切喋らないという設定の迷路は幾分か魅力がない。

主人公である串中弔士もその性格上あまりファンはつきそうもない。

西尾維新は登場人物たちの笑える掛け合いと、明らさまなキャラ萌えが特徴の作家だと思うのだけれど、悉く外してきた印象。
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北野武監督の芸術とは何かを真剣に考えさせられる超問題作。

軽い気持ちでゲージュツをやっている人は見ないほうがいい。

確実に心を病む。

売れない芸術家、真知寿とその妻の軌跡を描いた映画なのだけれど、どこかおかしな世界と登場人物なのだけれどグロテスクなほどに人間的。

ラストのシーンに報いを見出せるけれど、芸術とは修羅道なのだな。
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これだけ泣いた映画は僕の人生にはまだない。

後半から涙で濡れた頬が乾く暇がなかった。

下妻物語の監督だから面白いだろうとハードルを上げて見たのに、それでも尚面白い。

日本映画にありがちな俳優の演技が透し見えて興醒めする箇所もなく、完璧に世界観ができているので、その役柄として見られた。

大好きな俳優である阿部サダヲもでていたし、今後一番好きな邦画はなにかと尋ねられたらパコと魔法の絵本と答えよう。
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どうもこの表紙の絵の感じと文体のいかにもライトノベルっぽさが受け付けなくて、今まで西尾維新の作品は読んでいなかった。

ただ、何を血迷ったか読みはじめてしまい、本当に血迷っていたのは読む前の僕だと知る。

この人の小説はある程度若い世代の心をがっちり掴んで離さないものだけれど、僕の年代でもぎりセーフ、貪るように読んでしまった。

ミステリとしては及第点だけれど、病院坂黒猫を初めとする登場人物たちの掛け合いが楽しい。

まるで友達同士の愉快な掛け合いの場に自分もいるような感覚、そこにメタな感覚もぶち込んできているのだから流石といった感じ。
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やはり自選というところにこの作品の良さが詰まっていると思う。

僕は森博嗣の作品を全部読んでいて、この作品の中に収録されている短編も全部読んだことがあるが、この短編集で読むとまた違った趣きがあった。

とくに好きなのは「キシマ先生の静かな生活」

キシマ先生のような人間になりたいし、キシマ先生のような人間と友達になりたい。
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聖徳太子と言っても教科書でこういう人でてきたなーというぐらいにしか感慨がない。

でもずっと気になっていた。

冠位十二階を作ったり、厩で産まれたり、一度にたくさんの人が話しかけても聞きわけたり。

興味が尽きない人物だ。

本書では推古天皇、厩戸皇子、蘇我馬子の三人が主な登場人物なのだけれど、彼らに対してもやがかった認識しかなかったのが、これを読んではっきりと別の時代を生きた生身の人間なんだと認識できた。

自らの悪行を認めるがゆえに聖者たらんと、日本を導こうとする厩戸皇子。

愛人、蘇我馬子の権勢を認めつつ天皇中心の国を取り戻そうとする厩戸皇子に見方する推古天皇。

強大な力を持ちながら台頭してくる厩戸皇子に危機感を募らせる蘇我馬子。

彼らの思惑が絡みあって物語は進んでいく。

仏教という方法を使って、民衆を救っていこうとしたのは、未だ実感が伴なわないけれど、それでもよく説明しきれていたと思う。

史実に完全に基づく話ではなく、作者のこうあって欲しいという蓋然性の満ちたストーリが多いけれども、聖徳太子という人物像を見事に描いてくれた作品だと思う。
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若くして奇病におかされ、頭髪が見るも無惨になってしまった武士、堀源太郎の話。

それまでは明朗でみんなにも好かれて将来も明るかったのに、見た目が変わっただけで周囲の対応が変わってしまい鬱屈した日々を送る。

ある日若様に容貌のことで言われない誹謗を言われた源太郎はその場で若様を殴り倒してしまう。

そこから始まる苦難や御家騒動に巻き込まれながらも懸命に生きた男の話。

タイトルから想像できるように最後のシーンの男振りはすがすがしかった。
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