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ドラマーのブライアン・ブレイドが率いる、フェロウシップバンドの3作目。

以前の作品に比べシンプルさが増し、牧歌的な雰囲気や交響的な響きなどが
より深いレベルで追求されている。

このシンプルさに至る変遷は
まるでブライアン・ブレイドの演奏スタイルの変遷そのままだなと思った。

十数年前に活躍し出した頃は音数もなかなか多く、
アンサンブルの中でその技術、センスともにすごい存在感を出していた。

それがウェイン・ショーターのカルテットに参加しだした頃(7、8年前?)から、
音数が極端に減り、アンサンブル全体の響きを追求する演奏になった。
ノラ・ジョーンズのデビューアルバムやリズ・ライトのデビューアルバムも好例。

ブライアン・ブレイドはドラマーである前に、すばらしい音楽家である。

ちなみに、ピアノのジョン・Cowherd(カワード?)の素晴らしさも
本作で存分に思い知らされた。

とても優しいメロディーや、美しい構成を持った曲が、
彼の真骨頂なのだな、と感じた。
前々からポール・オースターと村上春樹は似たところがあるなと思っていたが、
野球をきっかけに作家になったという点も一緒だった。

ジョシュア・レッドマンを初めて聴いたアルバム。(高校2年の頃)

一見相反するクールさと熱狂が一体化して感じられ、
ジャズ歴がまだ浅い僕は、不思議な音楽だなと思ったのを覚えている。

割と聴きやすいメロディを持った曲が多く、
少し乾いた感じの響きを持ったアルバム。

このアルバムでもう一人、ドラムのブライアン・ブレイドを初めて聴いた。
一番ショックを受けたのがブライアンの演奏で、
メロディ楽器のようなドラミング、
他のどの楽器とも一体化する絶妙な音色、
など、これはすごいなと思った。

その後もスタイルをけっこう変えながら、
ドラム演奏の一つのスタイルを作り続けている。
ブラッド・メルドー・トリオの最新作。
2006年10月、Village Vanguardにてライブ録音。

ドラマーがホルヘ・ロッシィからジェフ・バラードに変わって数年経つが、
やっと音が馴染んできて、色彩感が出てきたと思う。

始めのうちはジェフ・バラード特有の高めのピッチの音が、
楽器をしっかり鳴らせるブラッドとラリーに交わらない感じがしたが、
少しだけ重めの音を意識している?せいか、響きが出てきている。

演奏が素晴らしいのは言うまでもなく、現在のピアノトリオでは最高峰だと思う。
また、ブラッドの新曲も相変わらず素晴らしい。

ラリーのベースもますます凄くなっている。

聴けば聴くほど味の出てくるヒップホップ。

多くのヒップホップ系ミュージックは、始めの印象こそ強烈なものの、
何度も聴いてじっくり味わうにはいささか浅いものが多い。

ザ・ルーツはヒップホップという形式に則って、「音楽」をやっている。
だからこそ深くまで聴くことのできる作品が完成するのだと思う。

ちなみに、過去の作品よりメロディックな曲が多く、
ヒップホップにあまり馴染みのない人も、すんなり聴けるのでは。
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