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ほんだ (男性)
大学院生です。

インタフェースやコミュニケーションなどに興味があります。
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ウェブ2.0の根底には機械によって知を整理、統合できるとする考えがあり、かつて失敗した人工知能の試みにも似たもので、そのさらに奥にはユダヤ・キリスト教の考え(神は自分の姿に似せて人間を作った。今度は人間が自分の姿に似せて知能を持つ機械を作るのだ!)があると著者は説く。

「ウェブ進化論」の梅田氏を筆頭とする日本のウェブ礼賛論者の言っていることは、米国万歳、グローバリズム万歳といった古臭い古典的進歩主義であり、それがもたらすのは決して明るい未来ではない(例えば、アメリカ的格差社会とか)。

彼らの本音はグーグルやアマゾンといった米国のウェブ2.0企業のおこぼれに自分達もあずかりたいといったところではないだろうか。

そのようなウェブ礼賛論者達に日本は迎合してはならない。というのが著者の主張。

ウェブ進化論だけ読むのもいいが、こちらも読んでみるといろいろ考えさせられていいと思う。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20070907/p1
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個人的には同意できない意見も多々あるけれど、ニコニコ動画がこんなに流行るとは思ってなかったとか、Web2.0が言っていることがそもそもはインターネットができたときに言っていたことと同じだとか、なるほどなあと思わせられることがいろいろとある。

ひろゆきという人は世の流れに対してとりあえず否定してみるというか、天邪鬼みたいな性格の人なんじゃないだろうか、でもその語りはかなり論理的で、的を得ていたりする。

結論はどうあれ、この人の世の中を見る目が正確であることは間違いないので、いろいろと参考にはなります。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20070817/p1
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経営論というよりは、本田宗一郎の技術者、あるいは経営者としての哲学を、自伝とともにまとめた本。

とくに宗一郎やホンダという会社がいかに技術を大事にしているかがよく伝わってくる。

ホンダは言うなれば研究開発型ベンチャー企業の先駆けで、初期の開発ストーリーなども交えているので、これから起業しようとする人は一度読んでおいてもいいんじゃないでしょうか。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20070817/honda1
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次のウェブはこうなる、ということよりは、今のウェブで起こっている現象について、いろいろな例を挙げながら説明している本。

本書ではまず日本のWeb2.0の「源流」としてクインランドとオウケイウェイブという2つのベンチャー企業の例を紹介する。

あと、情報大航海プロジェクトについての話が面白かった。

よく「日の丸検索エンジン」という言い方をされていて、僕も「日の丸検索エンジン?そんなの成功するわけないよ」と思っていたのだけれど、実際にはGoogleに対抗して国産検索エンジンを作るというような話ではなく、自然言語に限らない、ありとあらゆるデータを整理して検索するための技術を育成するための壮大なプロジェクトなのである。

確かに経済産業省が行ってきた巨大プロジェクトは失敗例が多いけれども、この情報大航海プロジェクトはうまく行って欲しい。

ウェブ進化論の梅田さんの理想主義に比べれば、佐々木さんはしっかりと地に足の着いた現実的な論を展開している。

Web2.0の世界で何が起こっているかを知りたい人にはかなりオススメ。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20070812/p1
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自分が思っている以上にお金というのは人生を左右していて、家族関係をもお金に影響を受けている。とくに両親のお金に対する経験や考え方というのは自分に強く影響しているというのが印象的だった。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20060823/asin4479790926
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物語形式で、小説を楽しむような感覚でお金についての教訓を得られる。非常にいい本。

思考が人生をつくり、感情が人生をコントロールすることや、多くの人に気持ちよく助けてもらうこと、自分を知って、単に「得意なこと」よりも「好きなこと」をやるのがやること、などが特に印象に残った。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20060823/asin4479790764
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アハ体験でおなじみの茂木健一郎さんの本。

人がギャンブルにはまるのは、脳が不確実性を好むから。

ケンブリッジ大学のシュルツ教授らの研究では、サルにジュースを与える場合と、2回に1回しかジュースがもらえない場合のドーパミン放出を調べると、ジュースをもらえたときだけでなく、ジュースをもらえるかどうかわからない場合にもドーパミンが放出された。つまり、ジュースがもらえるかどうかわからない不確実性に対してもサルの脳はうれしいと感じるらしい。

ほかにもいろいろな出来事を脳科学的な視点でわかりやすく解説していて、面白かった。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20060911/asin4121502000
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キャッシュフロー・クワドラントは著者のロバート・キヨサキが提案しているもので、働き方やお金の稼ぎ方を4つのタイプに分け、縦横の線で区切ったエリアの左上をE(Employee = 従業員)、左下をS(Self-employed = 自営業)、右上をB(Business owner = 事業主)右下をI(Investor = 投資家)とするもの。

著者のロバート・キヨサキはこのお金と時間の自由をえるためにはクワドラント右側に移ることが必要だと説いている。

時間のない人は第3部を中心に読んでいけばいいと思います。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20060821/asin448086332X
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4人の社会心理学者がウェブログについて考察した本。ウェブログについて書いた本はそれこそ腐るほどあるけれど、深く考察した本ってそんなにないんじゃないだろうか。とくに開設の仕方などのハウツー本はあっても、心理学的な面から考察した本はほとんどないと思う。

ただし、一般向けに書かれていて装丁もかわいい感じになっているけれど、多少論文的なところもあって難しい部分もあるので注意。専門書とまではいかないけれど。

http://d.hatena.ne.jp/endor/20060819/asin475710149X
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映画を観て原作が読みたくなったので、文庫本を買って読んだ。

その長さにも関わらず、飽きずに読めてしまうのは作者の力量なんだろうな。護衛艦内の装備に関する専門用語もバカバカ出てくるのだが、それらについても丁寧に解説されているし、何よりも展開がどんどん変わって行くので退屈させられない。この人、すごいです。

人情の塊のような仙石と、感情を押し殺して生きて来た(でもやっぱり生身の人間の)如月とのかけあいが、この小説を魅力的なものにしていると思う。

やはりというか、映画とは違う部分がかなりあった。特に後半部分は全く別の話になってしまってる。あまり書くとネタバレになるのでやめておきますが。

映画を観た人にはオススメです。
原作を読んでから映画観たら、つまらないだろうなあ・・・。
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