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文庫のノスタルジックな表紙に一目惚れ。
物語は、弟マシューが語る過去と、姉ソフィーが語る現在が交錯しながら進む。
天才的な頭脳を隠す姉、病弱な弟、二人しか知らない廃坑、ヒイラギの隠れ家、廃屋の納屋、暗号で書かれた日記、繰り返し悪夢に出てくる不気味な人物、ひきこもりの母、不在がちの父。
マシューの語る過去は、郷愁に満ちていて美しくて、でもどこか歪で切ない。

敬愛するソフィーに守られて過ごした幸せな過去と、ソフィーに暴力をふるい監禁している現在のギャップに、なにがあったのか気になり一気に読めた。
結末を知ってから再読すると、また違う物語を読み取れそうだし、読む人によって全然違う解釈ができると思う。

好き嫌いのはっきり分かれる作品だけど、シャーリー・ジャクスンや桜庭一樹が好きな人や、後味の悪い小説が好きな人には特にお勧めしたい。
原作のファンでしたが、まさか10年以上たってCDドラマになるとは。諏訪部さんが演じる上品な色香漂う鏡花先生が、とっても素敵。鈴村さん演じる香月くんも、新米編集者っぽい初々しさがあってかわいいです。原作を読んでいなくても分かりやすい内容です。ぜひ、今後シリーズ化して欲しいです。
オチは特に意表をつくものではなかったが、雰囲気がすごくいい。
屏風越しの声だけ手がかりに肖像画を描けという依頼、両目が白濁した盲目の男、血の涙を流して死ぬ奇病の流行、ギリシャ神話のモチーフ、雪の結晶から未来を読む学者、霊媒として名をあげた少女、人糞占い師。
ミステリとして読むと無理があるが、幻想的な雰囲気が好き。
あと、導入部のリード夫人の一言が怖かった!
親が子供に読んで欲しいと思うような本。テンポも良くて読みやすくメリハリも効いている。
前半部分は、主人公の性格が受け付けなくて読むを止めようかと思ったが。

歩行器を押しながらの老婆2人の脱走シーンは映像化したら面白そう。
読書をすれば幸せになれる、一流の人間になれる、と著者はいう。どこの霊感商法だよ、とつっこみたくなるくらいの盲信ぶり。

私は小さい頃から読書が好きだが、読み聞かせも、親に読書を勧められたこともない。父が読書する姿はよく見たが、母が読書する姿など未だに見たこともない。それでも子供2人とも読書好きだ。この本に書いてあることを真に受けて実践したら、読書嫌いの子になりそうだ。
読書をしたらいいことがあるから読むのではない。そんな動機で本に触れても面白くないだろう。読みたいから読む、楽しいから読む。子供を本好きにしたいなら、親が楽しんでいる姿を見せるのが一番だと思う。
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