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プロフィール
fujipon (男性)
1981年生まれ。
化学系。
修士卒業後、メーカーに就職。
社会人一年生。
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変わった特技を持った四人組の銀行強盗物語。

主人公達のキャラクターがとても魅力的です。ストーリーもさることながら、彼らの言動を読んでいるだけでも十分に楽しい作品だと思います。能力だけでなく、彼らの信念も独特で、それに基づく名(迷)言が多くて、ニヤニヤしてしまいます。

初めて読んだ伊坂幸太郎の作品ですが、個人的にはこれが一番好きです。
ひとつの殺人事件に絡んだ、複数の主人公達の物語。

この小説のおもしろさを半減してしまうので、詳しいあらすじはあまり書けませんが、(読者に対して)たくさんの?を投げかけておいて、主人公達の物語が収束すると共に、それらが回収されていく様は一種の爽快感があります。
不思議な島の不思議な住人達の物語。

周りの世界と断絶した島に住む、未来の見えるしゃべるカカシ。あまりに唐突で、ファンタジーな別世界のように思える一方、時折描かれる現実世界の効果もあって、不思議なことが不思議でなくなるような感覚の小説。

伊坂幸太郎の小説は、映画的な感じがします。最後の丘のシーンは特にそんな感じがしました。
人の死を決める死神の物語。

死神の仕事は、人間の死を決める事。でも、自分では手を下すことはなく、上に報告するだけ。そんなサラリーマン的な死神は、人間の死には興味もなく、人間の死なんかよりも音楽にご執心。
そんな死神と、死にゆく人達との交流の物語。

人の死という救いのないような題材でもエンターテイメントに仕立て上げるところがすばらしいですね。
久々に伊坂幸太郎の小説を読みましたが、一気にはまって他の小説も大人買いしました。映画の主演が金城武というのは、結構ぴったりな感じがします。
問題なく読める方にとってはとてもすばらしい本と感じるようですが、私には難解すぎたようです。

訳の問題(というか、訳すのがとても難しかっただろうとは思います)もあったのかもしれませんが、文字を意味のある文章として読むのが大変で、ストーリーどころではなかったです。
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