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変わった特技を持った四人組の銀行強盗物語。 主人公達のキャラクターがとても魅力的です。ストーリーもさることながら、彼らの言動を読んでいるだけでも十分に楽しい作品だと思います。能力だけでなく、彼らの信念も独特で、それに基づく名(迷)言が多くて、ニヤニヤしてしまいます。 初めて読んだ伊坂幸太郎の作品ですが、個人的にはこれが一番好きです。 ![]() |
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ひとつの殺人事件に絡んだ、複数の主人公達の物語。 この小説のおもしろさを半減してしまうので、詳しいあらすじはあまり書けませんが、(読者に対して)たくさんの?を投げかけておいて、主人公達の物語が収束すると共に、それらが回収されていく様は一種の爽快感があります。 ![]() |
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不思議な島の不思議な住人達の物語。 周りの世界と断絶した島に住む、未来の見えるしゃべるカカシ。あまりに唐突で、ファンタジーな別世界のように思える一方、時折描かれる現実世界の効果もあって、不思議なことが不思議でなくなるような感覚の小説。 伊坂幸太郎の小説は、映画的な感じがします。最後の丘のシーンは特にそんな感じがしました。 ![]() |